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2016年9月18日 (日)

そうだったのか

わが家の四人の子供たちの三人にアトピー性皮膚炎の症状が出ました。しかし長い間本人たちの辛さは理解出来ていませんでした。長男が癌を罹って闘病生活が始まり、それまでできなかった会話ができるようになって彼らの本当の辛さを知りました。

19890901m 長男は朝普通に起きることが非常に苦手でした。私は夜更かしの悪い習慣のせいだと決めつけていました。だから彼には眠くなくても時間を決めて床に就くようにと的外れの注意をしていました。実際は眠りにつく時に上がる体温のせいで全身にかゆみが生じ、寝られなかったのです。彼はいつも我慢して皮膚を掻かず、体が落ち着くのを待たなくてはなりませんでした。それが小さい頃からずっと続いていました。それでも高校と大学の受験準備の年には発奮して睡眠時間を犠牲にして頑張りました。そして入学後にはその反動が出ました。

彼は自分よりもアトピーの症状が人目につく顔や首に出ていた姉の辛さを思いやっていました。自分の辛さから女である姉の一層の辛さが分かったからです。「そうだったのか」と思い知らされました。表面的にしか捉えていなかった自分を恥じ、自分の辛さより姉の苦しみを思いやる彼に頭が下がりました。
写真は小さい頃の長男(故人)とその姉。

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コメント

朝が弱いのにはそんな理由があったのですね。
また、お姉ちゃんを気遣う辺り、彼らしいですね。
振り返ると、なんとなくいつもお姉ちゃん自慢?なことを話していた気がします。好きが伝わってきました。

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